スーパーに売っているものを使って、お皿にチョコペンで文字やラインを書く「パイピング」に挑戦してみましょう。

チョコペンアートとは?

Instagramやyou tubeなどで#チョコペンアートと検索してみてください。たくさんの素敵なお写真が出てきます。

いわゆる、「お皿にチョコペンで絵や文字を描くこと」を指します。

チョコペンの作り方

マジパンアーティスト®︎Sayaでは「プロ・セミプロ向け」にスクールを開講しているため、独自のレシピにて製作→チョコレートの扱い方なども含めて指導をしているのですが、

実はスーパーに売っているような市販の「チョコソース」や「チョコクリーム」を使用して、チョコペンアートが書けちゃいます^^

今回使うのはこれ。パン売り場でよく見るやつです。

市販のチョコソースを使うメリット

マジパンプロ向けスクールでも「難しいです〜」と苦戦する方が多い「パイピング」=文字、ライン書き。

何が難しいって、まずチョコレートの扱いが難しいんですよね。文字を真ん中にバランスよく入れたり、綺麗にラインを書いたりするのはプロでも難しいです。

そのため、

扱い方が難しいチョコレートの扱いを、あまり深く考えずに気軽に使える

というのが市販のチョコソースを使うメリットだと思います。

 

なのでお菓子作り初心者さんにも、チャレンジしやすい、チョコペンの作り方だと思います。

市販のチョコソースを使うデメリット

市販のチョコソースは手軽に使えるのがメリット、なのですが

反面デメリットもあります。

添加物が色々加えられているため固まりづらく、味も落ちる

固まりづらい、のはデメリットでもあり、メリットでもあります。お皿にチョコペンアートを書く場合はすぐ固まるチョコレートだと書きづらかったりもします。

 

裏の原材料表記を見て頂くとわかるのですが、スーパーで手に入るような市販のチョコソース、チョコクリームには本来の純正チョコレート(クーベルチュール)に多く含まれている“カカオ”の割合が少なく、ココアパウダーのみのものもあります。

 

チョコレートの専門的な知識になりますが、チョコレートはカカオ豆からできています。

ケーキ屋さんで良く使用されている「クーベルチュール・チョコレート」は「カカオ分が35%以上で、カカオバターが31%以上含まれる」「カカオバター以外の代用油脂は5%まで」という厳しい国際規格をクリアしたチョコレートなのです。

チョコペンをどのような用途に使うのか

市販のチョコソースやチョコレートクリームを使って作るチョコペンのメリット、デメリットを紹介して来ましたが、

ここで質問。「そもそもあなたは何にチョコペンを使いますか?」という事。

例えばちょっとした来客や家族のアニバーサリーに、お皿にチョコペンでメッセージを書いてみたい、という場合は断然市販のチョコレートクリームなどをおすすめします!

しかし、パティシエとして働いている現場でお客様へご提供する場合、私は市販のチョコソースなどはあまりおすすめはしません。

✔︎チョコレートの扱いに慣れるため

✔︎味をより良いものにするため

✔︎デコレーションケーキなどの上に飾るメッセージプレートは速乾性が大切なため

です。

用途やシーンに合わせて使い勝手がいい方を選んで頂けるといいかな。と思います^^

市販のチョコソースで書くチョコペンアート動画

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