個人店のケーキ屋さんでパティシエとして働くメリット、デメリットを8年間街場のパティスリーで働いてきた自身の経験を元に考えてみました。一個人の意見として参考になれば幸いです。
目次
パティシエ業界ってぶっちゃけどうなの?

パティシエ業界だけでは無いかと思いますが飲食業界って「重労働」「低賃金」のイメージが強いですよね。
実際にはどうなのか?…はい、上記の通りです。笑
しかし、同じパティシエという仕事であっても「有名ホテル」や、「デパ地下に出店しているような大手企業」で働く場合
「安定した収入」を得ることができるでしょう。

個人店のパティシエの場合「経験値が確実にアップします」
個人店のケーキ屋さんではホテルやデパ地下に出店しているような大手では「外注」しているような仕事も自店でやっていたりします。
内部事情のため、あまり詳しくはお伝え出来ませんが例えば
●パウンドケーキに入っているフルーツを一から漬け込む作業
●ムースなどの上掛け用のチョコレートやコーティングソースを一から作る作業
●焼きあがったクッキーをケースに入れてラッピングする作業
などです。ひとつひとつの仕事に手間暇がかかるぶん、個人店の場合どうしても人件費がかさんでしまい結果的にお給料に響いてくるのかと思いますが…
「経験値を上げるための修行」と割り切れるのであれば断然個人店のパティシエの方がやり甲斐があるし、働いていて楽しいと思います。(私はホテルでは働いた事がないのですが、デパ地下に出店している大手洋菓子店などの焼き菓子を外注で作っている工場でアルバイトをしたことはあります。)
パティシエとして働く上で自分が重要視するポイントは?

1番大切なのは「自分が重視しているポイント」です。安定した収入が欲しいのか、自身の経験値を増やしたいのか。
《ホテルやデパ地下に出店している大手企業》
メリット→時間とお金の余裕が出来るため仕事外での自分の為の時間を確保することが出来る。
デメリット→自社では作らず一部外注している仕事もある。お客様と直接接する機会は少ない。
《個人店の街場のパティスリー》
メリット→お菓子作りだけでなく販売やサービス、ラッピングなど多岐に渡りケーキ屋さんの仕事に携わることができる。
デメリット→手取りが少なく福利厚生も大手に比べるとしっかりしていない。
正解はありません。働きながら模索するのも1つです

パティシエとして働く理由は?
何のためにわざわざ厳しい世界に入るのか?
仕事をする上で「自分が重視しているポイント」を明確にすることでその答えが見つかると思います。
でもその答えを見つけるのは実はすごく難しくって。年月を重ねていくごとに価値観も変わるし、女性は特に環境ががらりと変わると自分の意思だけではやっていけないことも出てくるかと思います。
壁にぶち当たることもたくさんありますが
その度に自分は成長するチャンスを与えて貰えている、と思ってゆっくり自分と向き合ってじっくり考えて行けばいいと思います。
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