日本で言う「お盆」がイタリアのシチリアでもあることをご存知でしょうか?イタリアのお盆「死者の日」に街に並ぶフルッタマルトラーナとは!?

フルッタマルトラーナはフルーツに見えるけど実は…

イタリアでは11月2日「Giorno dei morti (死者の日)」にご先祖様に敬意を表し、お墓参りをし、美しい花をお供えします。日本でいうところのお盆ですね。

その時期に街にはこんなお菓子が…

ん..!?これはなんだ?フルーツ?

でもなんだかテカテカしているし、大きさも全部同じ。何だろう?

そう。このフルーツ達の正体はマジパン!

フルッタマルトラーナは手の込んだシチリア伝統のお菓子

アーモンドの有名なイタリア・シチリアではフルッタマルトラーナ専用の木の型や手作業で作ったフルーツの形マジパンに色を重ねていき、

3日間ほどかけて完成させるそう。すごく手の込んだ伝統菓子なのです。

フルッタマルトラーナを日本で作る異文化も学ぶお菓子レッスン

先日、生徒様と一緒にそんな異文化の歴史などもお話しながら、こちらのフルッタマルトラーナを作りました。

実は私自身こちらのフルッタマルトラーナの存在は知っていたもののネット上でしか拝見したことがなく、実際のシチリアの市場に並んでいる姿を見たことがありません泣

そのため、一度は自分で作ってみたい!と思っていたフルッタマルトラーナのマジパン細工のレッスンを今回、開催する運びとなりました。

外国の風習や文化に触れられる新鮮なレッスンでした

レッスンではミニチュアサイズのフルーツを5種類作成しました。

ひとつひとつ出来上がっていくたびに可愛いい〜と言わずにはいられない、なんとも至福な時間でした。

生徒様からは

外国の風習や文化に触れられる新鮮なレッスンでした

他のフルーツにも挑戦してみたくなりました

とご感想を頂き嬉しいです。

レッスン後には恒例のスマホフォトレッスンも。かわいいものは写真に収めて何度も見返してしまいます笑

お菓子でできたフルーツフルッタマルトラーナ

日本ではまだまだ馴染みのないお菓子ですがInstagramなどで是非一度

#fruttamartorana

と検索して見てください。たくさんの色あざやかなマジパンで出来たフルーツの画像が出て来ますよ。伝統的な地方菓子。由来やそのお菓子が出来た背景を知ればまた面白い発見があるかもしれません。