パティシエになるには何が必要なんだろう?お菓子作りの技術?知識?センス?実は1番必要なのは…
目次
“パティシエになる”ということは通過点にしか過ぎない
当たり前なんですがパティシエとして個人店やホテルで雇われて働くことは通過点であり、最終目標では無いはずです。
パティシエになったきっかけはそれぞれかもしれませんが
- 将来は自分のお店を開きたい
- お菓子教室の講師になりたい
- シェフとしてお店を任されたい
- ウェディングケーキなどの大きなデコレーションケーキに携わってみたい
- 商品開発をしてみたい
そんな風に目標を持って修行を始める方が多いと思います。

いざパティシエ修行を始めてみるとわかる3つのリアル
パティシエの仕事ってどんなイメージを持っていますか?(いました?笑)
きっと華やかで毎日甘い香りに囲まれてかわいいケーキをデコレーションしているイメージではないでしょうか?
期待を裏切るようでごめんなさい。実際はそんな華やかな世界では無いんです。
実際に働いてみたらわかるパティシエ業界3つのリアル。勝手にランキング!(街場の個人店で10年近く働いて来た筆者の独断と偏見でのランキングです笑笑)
①低賃金、重労働
②万年睡眠不足
③手荒れが治らない
こうやってみたらデメリットばかり?と思ってしまいますが、そんなこともないです。というかパティシエとして一従業員として働きながら現場で様々なことを学べている環境でお給料を頂けることは、何にも変えがたいメリットです!!

パティシエとして必要なものとは?
パティシエとして現場に入る前に専門学校や短期大学の製菓コースに行く方が多いと思います。理論的なこと=知識の部分は専門学校などでも教えてくれます。
仮に知識不足であったとしてもそれは本を読んで勉強したり先輩に聞いてみたり、自分で後から調べることもできます。
技術については、新卒の場合みんなスタートラインは同じ。なんなら脱サラしてからパティシエ業界に入ってきた方などは製菓技術0の方も。
でも技術も自分の努力次第で着実に身についていきます。もちろん練習あるのみですが。後は周りをよく見て「技術を盗む」ことも大切。専門学校の先生と違い先輩は1から10まで手取り足取りは教えてくれません。自分からがつがつ行かないと新しい仕事は貰えません。
センスは?ある方がいい?
もちろんパティシエにはセンスは大切!!あるに越したことはないんですが、こちらも知識、技術、同様センスのある先輩のデコレーションを見たり街中を歩く際にはハイブランドのショーウィンドウを見て最新の流行を感じてみたり、感性を磨くことで徐々に身についてきます。
パティシエの仕事で実は一番大切なもの。それは“協調性と忍耐力”です。

パティシエの仕事はサッカーや野球と同じ
パティシエの仕事は1人では中々難しいです。こじんまり種類を限定して販売するならば1人でもやってやれないこともないですが、変わりがいないと何かあった際には辛いですよね。
パティシエの仕事はサッカーや野球と似ていると思います。それぞれのポジションが全て大切な役割。誰か1人やる気が無かったりモチベーションが低いとプレー(仕事)は上手くいきません。
協調性とはチーム力。チームが一丸となって個人個人の能力が高ければ生み出されるもののクオリティーはどんどん上がっていきます。お互いが尊重し合い助け合える環境が一番の理想です。
そして忍耐力は必ず必要です。アスリート同様パティシエの現場は過酷。その環境でも目標をしっかりと掲げ達成するまでは努力するという忍耐が大切です。

パティシエ時代の経験、結果は自信に繋がる
結果が全て、では無いといいたいところですがパティシエ業界は結果が全て。結果を出せる人はどんどん認められて上に上がっていけます。
そしてその経験はきっと自分の糧となり一生ものの自信となります。
せっかく一度きりのあなたの人生。是非パティシエ業界での貴重な経験をあなたのこれからの人生に生かしてみてくださいね。
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