2012ジャパンケーキショーマジパン部門銀賞受賞の経験を持つマジパンアーティストSayaがコンクールで入賞する為にすべきことを思いつく限りまとめてみました。
目次
何故ジャパンケーキショーに出展するの?
そもそも、あなたは「何のために」コンクールに出展しますか?
- とりあえず出展してみたい(経験作り)
- 自分の実績を残したい(実績作り)
- 仕事に活かしたい(スキルアップ)

人によって出展する動機は様々だと思いますが、どうせ出すなら結果を残しておいた方がいいと私は思います。
個人店で働いている場合は特に、クリスマスの準備もそろそろしないといけないこの時期にコンクールに向けて仕事が終わってから練習したり作品作りをするのはめちゃくちゃ大変です。
わざわざそんな大変な環境を選択するならば、入賞を目指し頑張ったほうがいいですよね。
ジャパンケーキショーで入賞するまで私がやっていたこと
これはパティシエ(いや、どの仕事でも?)の日々の仕事にも通じることなのですが
「結果を出している人」を隅々まで研究すること。が大切です。

具体的に私がやっていたことは
◆ジャパンケーキショーは毎年見に行き、マジパン部門のエリアに半日滞在(入賞している人としていない人の作品を比べる)
◆洋菓子協会専門雑誌「ガトー」を熟読。→マジパン細工の地方コンクールの入賞作品もリサーチ。池尻大橋にある洋菓子会館に行くと過去の冊子も見れます。
◆制作はジャパンケーキショーが終わったその日から!デザイン決めはジャパンケーキショーが終わったその日から始めていました。モチベーションも高い、テンションが上がっているタイミングで。笑
ジャパンケーキショーまでの作成スケジュールを立てる
まずは逆算して計画を立てましょう。
私は本番の作品作りの前に試作としての作品作りもしていました。→発泡スチロールのダミーケーキを削りマジパンでカバーリングして、上のお人形も本番さながらのデザインで作成します。
いきなり本番に入るのではなく試作をすることで確実に最初の作品より、次に作った作品はクオリティーが上がります。
作成スケジュールはキツキツではなく、仕事が忙しくて練習の時間があまり取れない時のパターンも考えて余裕を持って組みます。

入賞経験のある人に質問をしてみる
仕上がった作品はご自身の働いているお店の同僚や先輩、シェフにも見てもらい第三者のアドバイスをもらいましょう。
ジャパンケーキショー当日も、ジャパンケーキショーで入賞経験のある先輩、やシェフを捕まえて質問をしてみましょう!
会場にはマジパン部門の審査員のシェフや入賞作品を実際に作ったパティシエの方もいらっしゃいます。
恥ずかしがらず、話しかけみましょう。

いいアドバイスを頂けなかったとしてもとりあえず質問してみる、ことは無料なので聞いてみましょう。
ジャパンケーキショーで入賞するまで4年かかりました
実は私は入賞するまで4回、ジャパンケーキショーに出展しました。3回でやめようと思っていましたが何も結果を残せていない自分に悔しくて最後の1回!と決めて出展した時にやっとこさ銀賞を受賞することが出来ました。

コンクールは自分との戦いです。別に挑戦してもしなくても個人の自由。
ですがコンクールに向け努力した過程とその経験はメンタル面でも技術面でも仕事に活かせる部分が山ほどあります。
でも、せっかくやるなら結果を残すことをおすすめします笑
日本初のマジパンアーティストSaya
オーダーメイドマジパンとスクールを運営しています。マジパン専門のアトリエです。
パティシエ、お菓子教室の先生へ向けてお役立ち記事を配信しています。
レッスン優先案内もこちから。
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