毎日お菓子に囲まれてキラキラした夢のような世界、現実はどうなの?

約8年間、現場で働いて来た経験を元にパティシエという仕事について色々な思いを語りたいと思います。


そもそもパティシエってどうやったらなれるの?

パティシエになるには実は資格は必要無いのです。専門学校に行かずとも脱OLやサラリーマンでもパティシエ業界に入ることは可能です。


パティシエとして働く前に専門学校へ行くという方法

専門学校や短期大学の製菓コースへ行くメリットは

✔様々な知識を身につけられる。

食品について、衛生について、理論的な事を学びつつ実際に洋菓子やパン、和菓子を作る実習があります。

✔卒業時に単位を取得すれば製菓衛生師の「受験資格」が貰える。(製菓衛生師の免許は国家試験のため卒業後に自身で受験する必要があります。)

専門学校に行かずにパティシエになる方法

冒頭にも書いたように専門学校に行かず、高校卒業後すぐに現場に入ることも出来ます。

しかし「新卒不可」だったり「専門学校卒業が条件」のお店もあったりします。が、恐らく今の時代どのお店も飲食業界は人不足のため、やる気があれば喜んでウェルカムだよ!

というお店が多いのではないかと…

私が就職活動をしていた15年前くらいは経験者じゃないと採用していない。と断られることも多々ありました。(因みに私は短期大学の製菓コース卒です)

専門学校で他の学生達が学んだ事を自分で隙間時間を使い学べるという決意があるならば専門学校に行かずいきなり現場に入るのもひとつの方法です。


パティシエとして独立するには?

パティシエとして1社員として働くには資格や免許は特に必要無いのですが、自分でお店を持ちたいといった場合には製菓衛生師や、調理師免許があれば有利です。(営業許可証のみの申請でいいため)が、所有していない場合は食品衛生責任者資格の講習を受ければお店は開けます。

パティシエの仕事

パティシエって毎日どんな仕事をするの?

パティシエの朝は早いです。お店にもよりますが大体6時から7時くらいに出勤。その後すぐに朝からショーケースに並ぶケーキの仕上げに大忙し!

ケーキが揃ってお店がオープンしたらやっと仕込みがスタートします。焼き菓子や生菓子などたくさんのケーキを担当に分かれて仕込みます。

その間、お店が忙しくなれば販売をしたりラッピングをしたり電話対応をしたり。お菓子を作るだけがパティシエの仕事ではありません。

夜、お店が閉店し、仕込みもひと段落したらコンクールや自主練習の時間。各自スキルアップに努めます。

パティシエとしてのやりがい

現場はとにかく毎日が大忙し。作っても作ってもケーキは売れていくので笑そして意外と知られていないのが超重労働!体力ありきの現場なのです。カスタードクリームやコンフィチュールははおおきな銅鍋で5キロくらいを一気に炊き上げます。熱い上に重い、炊き上がった後はもうひとりサウナ状態です。

スポンジケーキやパウンドケーキも業務用の大きなミキサーを使って仕込んでいきます。多分ミキサーボールだけで3.4キロはあるかと。その中にたくさんのバターや粉を入れて混ぜ、天板に振り分けます。

でも、お客様が目を輝かせながらショーケースのケーキを選んでいる姿や自分の作った誕生日ケーキを見て喜んでくれたら

“あぁ、やっぱりこの仕事やっててよかったな”と思えます。

パティシエの仕事の多様化

パティシエの仕事を8年間続けて来ましたが体調不良により止むを得ず現場からは去ることを決めた私。

しかしお菓子作りや「0からものを生み出す」ということは好き。パティシエ時代にコンクールに出していたこともありマジパン細工の経験もある。自分の得意なことを仕事に出来ないかな?

そんな思いで始めたのが

マジパンアーティスト®︎としての活動です。

マジパンアーティストってなんだろう?製菓学校時代に触ったことある!私も昔コンクールに出していた!パティシエをしていた経験を活かしてまたお菓子の仕事に携われるのかな?

少しでも興味を持ってくださったあなた。是非こちらをご覧いただけましたら幸いです。

パティシエ経験を活かしママでも出来る 「おうち起業」 マジパンアーティストとしてパティシエ引退後もお菓子の仕事に携わる方法をお伝えしています。

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