華やかな世界ほど裏では地道な努力が必要だったり、お給料に見合わない勤務体系だったり。元パティシエが考えるパティシエの結婚後の働き方について黄頭わやな笠原なああik
目次
パティシエ業界の離職率、知ってますか?
昨今、飲食業界はどこもかしこも人手不足。それはご存知の方も多いかと思いますが、パティシエ業界の離職率、知ってます?
実はパティシエ業界は1年以内に辞める人が70%、3年以内だと90%、10年以内だと99%にのぼると言われています。
え…!何だこの離職率の高さ。あり得ないですよね。でもこれが現実。
今これを読んで下さっている方で、製菓専門学校や短期大学の製菓コースを卒業した方。周りにまだ現役でパティシエ(作る側)の仕事をしている人って何人くらいいますか?
パティシエ業界の離職率が高い理由
こちらに関しては以前も記事にしてみたのですが
やはり他の業界に比べると体力面でも賃金などの福利厚生面でも一人で生活していくには大変な業界である。という背景からでしょう。
パティシエの仕事は結婚後も続けられるのか?
今からパティシエになりたい!と思っている方は気になるところだったりするのかな?正直女性が街場のケーキ屋さんで「正社員」としてパティシエの仕事を続けていくのは難しいです。
シフト制で勿論朝は早くて夜は遅い、土日はかきいれどきで休みづらい。飲食業界全般に言えることですが結婚後、さらに家族が増えてからは中々正社員として働くことは現実的ではありません。これはパティシエに限らず飲食業界全般に言えることです。
しかし「パート」としてや、「ホテル」や「工場」で勤務のパティシエであれば可能だと思います。家族の協力があれば正社員でも可能だと思います。もしくは独立し「自分のお店を持つ」「お菓子教室の講師になる」「フリーランスのパティシエになる」であれば自由に時間などを決められますね。
離職率99%のパティシエ業界に8年間いた私が学んだこと
私は短期大学の製菓コース出身なのですが、学生時代から地元のケーキ屋さんにてアルバイトをし、20歳で一人暮らしをスタート、その後約8年間パティシエとして街場のケーキ屋さんにて修行をしてきました。
8年間現場にいましたが「技術面」では残念ながら完璧!自身満々!というレベルまでは行けず。(え、8年も居て?と思われるかもしれませんが)
しかしながら「厳しい環境」に長く居た結果、誰にも負けない「強い心」が身につきました。東京で修行をしていた頃のお店は地方から出て来ているスタッフばかりで、みんなそれぞれ目標があり、モチベーションも凄く高い人ばかりでした。
そんな環境で育ったため
が知らぬ間に身についていました。
- 目標は高くもつ(向上心)
- できないなら努力する(探究心)
- 率先して仕事を取りに行く(ハングリー精神)
技術面だけで無くパティシエ時代に学んだこと全てを伝えたい
離職率99%のパティシエ業界に8年間いた私。今考えるとその8年間の「経験」そのものが私の財産であると思います。あの時は毎日家に帰ったら倒れるように寝て、お休みの日にはコンクールの練習をしにお店に行って、毎日必死に過ごしていた経験も懐かしく思えます。
そんな8年間の経験から学んだこと(強いマインドの部分)もマジパンプロ向け講座やマジパンアーティスト®︎養成講座ではお伝えしたいなと思っています。
毎日の生活、仕事もプライベートも、無駄なことはひとつもありません。今のあなたの現状から得られる「経験」を存分に楽しんで、将来の財産にしてくださいね。
☑︎以前パティシエの仕事をしていたが結婚を気に現場からは離れてしまった
☑︎お菓子作りが好きでまたお菓子の仕事をしたいと思っている
☑︎お店や企業に所属するのではなくフリーランスとしてパティシエの仕事がしたい
そんなあなたをサポートするスクールを運営しています。
この記事へのコメントはありません。